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あるムーブメント

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本屋さんが好きです。
いつも通る道にある本屋さんには、
大体立ち寄ってしまいます〜
で、ある日、
一番目立つところに山積みになっていて
サイン本もあり、
限定モノに弱い私はつい購入してしまいました001.gif
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一冊の本を一言で表すのは難しいけど
ざっくりとした感想は
昨年の夏頃に買ってまた年末に読み直した
林真理子氏の野心のすすめとは対局?!かな、、と。
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なんでも、アメリカでは
高みを目指して家族を犠牲にしてバリバリと
働いて来た母親世代の子ども達の間では
専業主婦回帰が始まっている、と。
ジャッキー・ケネディが学生時代に将来なりたいもの、
と聞かれて
「Not be a housewife.」
と答えた頃とは真逆、
今はハーバードだエールだ出ている高学歴な女子が
Housewifeになりたい、と言っているのだから。。

本はなかなか興味深いものでした。
どんな物事にせよ、
何が本当に正しくて正しくないか、
って事は言えない訳で
私もこの本について正しい、正しくない、
って事は言えない。
人が望むものは人それぞれ違うし、
それは誰かにとやかく言われるものではないと思うから。

しかし、本の中にも書いてあったし、
林真理子氏の本にも同じ事が書いてありましたが
そもそも今の時代に専業主婦でいられる方というのは、
相当恵まれている、って事。
大体、ハーバードやエールに通っていた、
というのは将来のエリートと知り合う機会が多い、
それは日本においてもしかり。
だからそういう環境に自分を置く、
というのはやはり本人の努力なのであるから
人間やはりどこかで努力はしないといけないワケで045.gif
林真理子氏の本にも
この恵まれた現在の日本で高卒というのは
よほど勉強をしなかったとわかってしまう。
そういう努力をしない人にはやはりいい条件の男子は来ない、
みたいな事が書いてあったけど、
本当にその通りだと思う。

最近、自分の周りを見てもつくづくと
ああ、この人はこういう風に努力をして来たから
今があるんだな、、って思う事が多い。
仕事をしつつ勉強もして着々と
キャリアを積み上げて来ている人はそういう結果が出ているし。

どんな事にせよ、今の自分の人生は自分がやって来た、
関わって来た事の結果なんだ、と。

ハウスワイフの本と林真理子氏の本は
年代も違うし国も違うけど、
女性の生き方について
あるムーブメントが起こっているような。

私自身は結婚して子どもが生まれて
優雅な?専業主婦時代も14年くらいあったから、
専業主婦の気持ちもわかるし、
働くママの気持ちもわかる。
で、やっぱり、どっちが正しい、って事は言えない。

ただ、自分自身の感想では
誤解を招く言い方かも知れないけど
私にとって専業主婦は報われない仕事だな、と。
どんなに家をキレイにしても
手のこんだご飯を作っても、
長い年月の間にそれは当たり前の事になり、、
報われる、とか、
見返りを期待しているワケではないけれど
やってもらって当たり前、
って思われながら
長年その事を持続していくのは虚しい。
ただ、私は主婦と呼ばれる事には全く抵抗がない、
主婦と呼ばれるのをすごく嫌がる方もいるみたいですが。
基本的に主婦だけに限らず、
肩書きはどうでもあまり関係ない、って考えなんで。

ひきかえ、
仕事(現在の仕事は本当に良い方ばかりで何も問題ないですが)
に行っても
専業主婦でママ友さんとランチしている時代には
なかった試練もあったり、
この年になって帰りの電車で思わず涙が出るなんて
思いもしなかったけど
でも
『お疲れ様でした!』
『いつも助かります、本当にありがとう』
と言われると疲れも吹っ飛ぶし、
あ〜、私も少しは人の、社会のお役に立っているんだ!!
って。

で、自分はやっぱり、仕事している方がいい。
ただ、今年は仕事そのもののあり方も考え、
行動に移さなくては、と。

ハウスワイフも野心のすすめも
対局にあるようでいて、
実はこれからの女性の生き方提案というのでは
共通しているのでは?

何にせよ、自分の納得のいく人生にしたいものです003.gif
100%は難しいかも知れないけど、
近づくために努力はしなくては066.gif
by konamanamama | 2014-03-02 07:53

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