Bitter Honey Diary

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夏の終わりに

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夏休みも終わり新学期始まって間もない頃、
母から親戚のモリタヤ酒店さんのおばちゃんの具合が芳しくないと聞き。
今年の春にマナの週末サッカーlifeが始まって
練習場所がモリタヤさんの近くだったりする関係で
たまにマナと寄らさせてもらったりしてたのですが、
おばちゃんの姿を全然見かけないから
おばちゃんは?と聞くと
あまり調子が良くないから2階で寝てる、とのお返事に
そうなんだ、、と思いつつ
ちょっとだけでも降りて来られないって
相当悪いのかもな、、なんて思ったりはしていたのでした。
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それからすぐに、具合が芳しくないどころか
余命が、、と連絡があり、慌てて夜にお見舞いへ。
駅を降りて何度も通ったことがある道を昔のことを思い出しながら歩き。
まだおじいちゃんやおばあちゃんが元気な頃、
いつ行っても賑やかで明るくてサザエさんの家みたいで憧れていて。
掘りごたつがあって、よくもぐって遊んで。
この写真のお蕎麦屋さんはその頃からあるお店で
外に置いてあるポニーもその頃からあったと思う。
モリタヤさんに来るとよくこのお蕎麦屋さんにも来て食べたけど
天井の片隅に設置してあるテレビは
いつも矢追純一のUFO特集だった気がする。
今もテレビは同じ位置にあるのかな。
小さい頃から通って当時のままなのは、
このお店とあとどれくらいあるのかな。
当時東京スタジアムだった場所は今スポーツセンターになり。
そういえば、
それこそサザエさんのセル画を作っているエイケンさんに見学に行き
セル画をいただいたこともあったな〜、
そしておじいちゃんとお風呂に入ると
必ずおじいちゃんがお風呂にもぐって死んだフリをするのだけど
それが本当に死んだと思って、何回も同じことをやっているのだから
学習すればいいのに毎回おじいちゃんが死んじゃった、と泣いて。
とか、まとまりもなく色んなことを次から次へと思い出し。
おばちゃんのお見舞いへは、この日と、
数日後、コナとマナも連れて行きました。
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それからまた数日後、おばちゃんが天国へ旅立たれたと連絡が。
今回、おばちゃんのお見舞いの時におじちゃん始め、
家族のみんなのおばちゃんに対する本当に深い愛情を感じ、
お見舞いの時から涙が止まらなかった。
思えば、おばちゃんは結婚した時から
旦那さまの両親と暮らし、お店もあって
なおかつ仕事が忙しかった私の両親がしょっちゅう実家に
私や妹を預けていたり、
おばちゃんには自分の時間というものがあったのかな?
私も若い頃はもちろんそんな風におばちゃんのことを
考えたりしたりせず本当に自分勝手でしたが
わがままな自分も思い通りにいかない子育てや色んな経験して
まだ甘いけどそれなりに苦労みたいのもして
ああ、自分の人生こんなはずではなかった、、
としょんぼりしたり
自分の時間がなくてイライラが爆発しそうになったりするけど、
きっと私がわがままで自分勝手なままではいけないから
神様が与えてくれた試練なのでは、などと思ったり。
だけどおばちゃんは私以上に自分の時間などなく、
家族やお店のこと、最後はおじいちゃんおばあちゃんの介護、、
人のために生きた人生だったのでは。

おばちゃんのことがあったから、というワケではないけど、
最近、自分のため、
っていう言葉になんとなく居心地の悪さを感じてしまう。
いや、もちろん、私自身もわがままだし、
自分は大事だし、自分のためにって言葉を使うけど
あまりにも自分のため、っていうのかな、
自分の欲求を満たすというのか、上手く言えないけど
そういうのに、、

おばちゃんがみんなに愛されている光景を見て
偉そうなことは言えないけど
その人がたどって来た人生はやっぱり最後になってわかる、
というか、
なんの苦労もなく自分のことを犠牲にすることもなく
好きなことだけやっていれば
その時は楽しいかもしれないしストレスもないかも、
だけど結局それはそれなりの人生にしかならないんじゃないのかな、
と。

おばちゃん、今まで色々と本当にありがとう。
遊びに行くと
コーヒー飲む?インスタントだけど、
っていつも笑っていれてくれた同じセリフを
今はえりちゃんが言って同じように笑って
インスタントなんだけどとっても美味しいコーヒーをいれてくれます。

天国ではゆっくりお休み出来ますように。
実はあんまりゆっくりするのがお好きではないかもしれないですが、、
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by konamanamama | 2014-10-05 09:23 | Comments(0)