Bitter Honey Diary

<   2015年 06月 ( 6 )   > この月の画像一覧

Advanced Style

f0189246_5265133.jpg

久々に、水曜レディースデーに映画鑑賞016.gif
f0189246_5265237.jpg

今年の冬に、渋谷西武で開催していた写真展、
Advanced Styleへ行っていたく感動して
写真集も購入。
元々はこちらの写真を撮影した
アリ・セス・コーエンさんの個人的なブログ発信だったのが、
今や世界的なムーブメントに。
写真展で映画公開のお知らせチラシをいただいた時から
映画を楽しみにしていましたが、
正直、そんなに期待?はしていなかった
(写真集を見ていた段階でなんとなく内容がわかった気になってました)
けど、とても良かった!
素晴らしかった!
f0189246_5265365.jpg

f0189246_5265426.jpg

f0189246_5265651.jpg

本当に、皆さん
ステキ!可愛い!かっこいい!輝いていました053.gif
しかし、映画を観てわかったのですが
このステキな笑顔の裏には
長年の苦労(彼女達にはあまりその言葉がふさわしくないけど)、
や色々なツライ事や、、
色々な人生経験を経てこそ、のこのステキなお姿。
まだまだ、ですが、私もAdvanced Style目指したい。
日本だけでなく、世界的にも
『年をとる』って事はネガティブに捉えがちですが、
でも映画の中での珠玉の言葉の数々
「若く見られるより、魅力的に見られたいわ」
「色々あった時も、仕事に集中して
自分らしく前向きに生きて来たわ。
自分らしく前向きに生きれないのは不幸よ」
「若い頃よりも悩みは減って今が楽しい!」
を聞いて頷きながらホントに元気をもらいました045.gif
かねがね、世の中のアンチエイジングブームには
疑問を感じていましたが
若く見える=ステキに見える
って事ではないし、
そりゃーあまりにも老けて見えるのも悲しい、、
かくいう私も白髪が増えて髪の毛は染めてますが
それはアンチエイジングというより、
自分の中では身だしなみ、だと思っています。
だから、
アンチエイジングだからと言って、
お手入れしない、オシャレもしないという
『身なりに構わない』っていうのではなく
年齢を受け入れつつ、
身だしなみやオシャレにも気を使う、、
というよりは、むしろ若い頃よりも
気をつけなくてはいけないと思う。
若い頃は徹夜で仕事、とか朝まで飲んで、とかでも
回復も早かったけど、
今そんな事をしたらものすごいダメージで
一週間は見た目も中身も
疲れがとれなくて大変な事になってしまうし、
やはり年をとると若い頃のような何もしなくても漂っている
清潔感というものはだんだん減って来る
(乱暴な言い方をすればきたなくなって来る)から
もっとちゃんとしないといけない。

前ブログで、内田樹氏の
“もう一度村上春樹にご用心”
という本のお掃除とかについての記述を紹介しましたが、
この本の中で私がもう一つ、感銘を受けたのが
『手持ちの資源でやりくりする』
という文章。
こちらは村上春樹の著
“走ることについて語るときに僕の語ること”
(私は読んだ事がありません)
の中で、どうやら村上春樹氏が自身のライフワークである
マラソンについて語っているところからの引用らしいのですが、
私は歩くの大好きだけど走るのキライなので
マラソンはよくわからないけど、でも
この『手持ちの資源でやりくりする』
って私の中では自分の中での
アンチエイジングブームへの疑問への答え、というか
なんか通じるものがありました。

以下抜粋
『人生は基本的に不公平なものである。
それは間違いのないところだ。
しかしたとえ不公平な場所にあっても、
そこにある種の『公正さ』を希求することは可能であると思う。』
私たちひとりひとりへの資源配分は
(身体的なものも知性的なものも)
基本的には不公平である。
けれども、私たちはその手持ちの資源でやりくりするしかない。
「やりくり上手」であれば、ありあまる資源を蕩尽している人よりも
結果的に質の高い成果を残す可能性がある。
そのことを村上春樹はおそらく「公正さ」という言葉に託し、
彼自身の生き方を通じて、立証しようとしているように
私には思われる。

深い、、
ハリウッド俳優・女優さんは、元々、
『ありあまる資源を蕩尽している』人々であるように思う、
容姿に恵まれ、人も羨む生活をして、、
けど、なぜ??そうなっちゃった??って人が多い。
それはハリウッド俳優・女優さんに限らず、ですが、
可愛くてキレイで、私の大好きだったメグライアン、
ある日Yahoo!で見たら私の知っているメグとは別人のメグが、、
ショック&悲しかった、、
『ありあまる資源を蕩尽している』
からこそ、そこ(美しさ・若さ)への執着も
きっとそうでない人の倍以上は
あったのでしょうね、、
もちろん、経済的にも普通の人に比べたら
『ありあまる資源を蕩尽している』ワケだし。
でも、あんなに美しかったのだから
そのまま年を重ねても、きっと可愛い人だったと思うのに。

Advanced Styleに登場する皆さんは、
内田樹的な言い方をすれば
「やりくり上手」なのだと思う。
アンチエイジングに対して、疑問と言ったけど
違和感も感じている自分、
多分その違和感は『手持ちの資源』に
対する極端な執着であったり、
人工的な手を加えた事による違和感なのではないかな、、
と自分なりに分析。

負け惜しみではないけれど、
自分自身は年をとるのは抵抗がない、
と言うより、仕方ない、って感じですが、、
確かに白髪も増えたし、
老眼も進んで仕事中にも細かい字を見る時には
手相の占い師が使うような虫眼鏡のお世話になったり
疲れがとれにくかったり
腰痛もひどいし物忘れも、、
だけど、ちょっと前の自分より、
気持ち的には若い?気がする。
今年は色々役目も多くて大変だけど
男子が来春には小学校卒業だから、
あと一年の辛抱(希望的観測)だと
腹を括っている部分もあり〜
もちろん、まだもうしばらくは大変だろうけど
少なくとも小学校の時よりはだいぶラクになるんじゃーないか
(希望的観測)、と。
そしたら、ちょっとひと段落!なので
私も、ジワジワと、第二の人生へ向けての準備、
そのためにはまずは元気でなければ、、
元気で、手持ちの資源を出来るだけ
質の高い成果を残せるよう
「やりくり上手」にならないと006.gif

あとは、よく使われる言葉ですが
「気の持ちよう」
これはわかってはいても、本当に難しい事ですが
映画を見て、楽しい!幸せ!と思うのは
本当に自分次第、
「気の持ちよう」
なんだな〜〜とつくづく。

レディースデーというのもあり、
映画館は若い方からご年配の方まで
まさにレディースで賑わってました001.gif
映画を観て、
ますます元気でステキな女性が増える053.gif
って、いいね049.gif
[PR]
by konamanamama | 2015-06-11 05:25 | Comments(0)

さらば、昭和のガス湯沸かし器

f0189246_1538214.jpg

今ではもうあまり見ないであろう、
室内型ガス湯沸かし器。
現在住んでいるビルが確か1988年に建てられたので
今年でビル27歳、そしてこのガス湯沸かし器も、、
今年の春で神田に越して6年経ち、
越した当時は何も問題がなかったのですが
しばらく経つと時々
f0189246_15382224.jpg

シャワーに入っていると
突然お湯が出なくなり

冷たい!!

f0189246_15382326.jpg

一気に気分は南極大陸
(行った事はないが)
いや、今は6月でこんな風に笑って?書けますが、
実際この事態が真冬に起こった時には
もう笑うどころじゃない。
“冷や水を浴びせる”
ということわざがあります・
本来の意味は違うけど、
リアルな
“冷や水を浴びせる ならぬ 浴びる”
で、、
風呂から出ると歯がガチガチして寒気がして
パジャマ着てしばらくしても冷えがとれなくて、、
しかし、時々そういう事は起きるけど
その後また小康状態になり、
何事もなかったかのように働いてくれていましたが
いよいよ今年の春頃から
状況が悪化して、
ガス会社の方にも来ていただいたりしたのですが
「いや〜〜、このタイプのものはもう部品もないし、
修理不可能ですね〜〜。」
無理もない、27年では、、
f0189246_15382448.jpg

しかし、私も平日はフルタイム勤務、
週末も男子サッカーや諸々多忙、
ガスの事が気になりつつもなかなか対処出来ず、
毎晩お風呂に入る前にガス湯沸かし器に向かって
「どうか今日はずっとお湯が出ますように」
と祈りを捧げてみたり
f0189246_15382518.jpg

『一度シャワーを止めるとお湯が出なくなる』
のではないか?って事が判明して
ウルトラマンのタイマーのごとく、
『お湯が出ている間はシャワーを止めない』
マッハのごとく入って
f0189246_15382688.jpg

さらに次の人の時までシャワーを止めず、
よって
「出たよーーー!!!」
の声を聞いたらザ・即・入浴!!
出来るよう、洗面所で待機してバトンリレーでシャワーに入り、、
しかし、ここまで努力しても
途中で水になり、そんな時のために
最初はお湯が出るから浴槽に張っていたお湯で洗ったりしてると
最後に入る人のお湯がカスカスになり、、
「えー、こんなんじゃあ洗えないじゃん!」
とブースカ031.gif
マッハで洗っているものだから
シャンプーとかがよく流せてなくて
「なんか髪の毛もカラダもヌルヌルして気持ち悪い」
とブースカ031.gif
私も、
『今日は最後までお湯が出るのだろうか、、』
という心配で精神的に追い詰められて来たし、
確かに髪の毛もヌルヌルして
乾かしてもサッパリしないし、
お風呂にお湯は入っていても洗うようにとってあるから
浸かれなくて一日の疲れもとれないし、
洗面所待機や秒速で洗うのにもほとほとくたびれ、、
挙げ句、皆の不平不満をぶつけられ054.gif
私だってもういや!031.gif
遂に、ガス湯沸かし器交換の運びとなりました。
f0189246_15382722.jpg

何の心配?もなく、
追い立てられる事もなく
お風呂に入れるようになったのと
もう一つ、朗報が!!
今までのガス湯沸かし器は
誰かがお風呂とかに入っていてお湯を使っている時は、
キッチンでお湯はもちろん、水も出せず、、
子ども達は早く寝かせないと、なので
先にお風呂に入ってもらって、
男子はカラスの行水だからいいとして、
女子の風呂は長い、、
椅子に座ってくたびれきって白目をむいて
風呂から出るのを待ち、、
「出たよーーー!!」
の声を聞くとお皿を洗ってそれからお風呂、、
たまにお風呂で気を失いそうになって危険だったのが、
今回のザ・平成ガス湯沸かし器は
『お風呂もキッチンも同時でOK!!』
というお利口スグレモノ016.gif

昭和のガス湯沸かし器さん、
しかし最近はずっと調子が良かったのですが、
いよいよ明日、新しいのと交換!
の夜、力尽きたのか、
途中でお湯が出なくなりました。
長い間、本当にお疲れ様でした!!
ありがとうございました040.gif
and
改めて、普段なにげなく使って
当たり前だと思っている事に
感謝しなければ!と教えていただきました040.gif
[PR]
by konamanamama | 2015-06-07 15:35 | Comments(0)

マグリット展*その2

f0189246_6443335.jpg

という事で、楽しく絵画鑑賞も終了。
お腹も空いて来ました、、
いつもの下町や勤務先のおじさんの街じゃなく、
オサレな街でランチ016.gif
とマグリット展以外にも楽しみが016.gif
とウキウキして
「何が食べたい?」と聞いたら
「天丼」
なに〜〜?!
そんな神田メニュー、、
新国立美術館の近くでチラシ配っていた
六本木にしかないパンケーキの店どうよ?
と聞いたらパンケーキはやだ、と。
とゆーか、顔の表情にモロに不機嫌さが炸裂、、
ヤバイ、これはかなり空腹がひどい状態と判断、
とりあえず意見がまとまらないから
色々ありそうなMID TOWNへ行ってみよう。。
f0189246_6443426.jpg

「なんか、ワテラスとそっくりだね、
同じ人が設計したんじゃない?」
確かに、お茶の水のワテラスと良く似ている。
調べてはいないから、同じ人かどうかは?だけど
そういうところに気がつくのもスゴイ、
しかも同じ人の設計だったらホントにスゴイ、
とまた新たに感心して
パスタランチに落ち着き。
f0189246_6443420.jpg

マグリット展に誘った時に
「美術館の場所はどこ?」
と聞くから六本木と答えたら
「森タワーってある?行きたい!」
と言っていて。
なんで?と聞いたら
ヒカキンの事務所があるから!」
注*ヒカキンとはマナが大好きなYou Tuber。
  学校でもヒカキンはじめ、You Tuberは大人気らしい。
  もはや子どものトレンドはテレビではない時代。
で、近いし、森タワーへ。
なんか巨大スパイダーのオブジェが。
f0189246_6443573.jpg

「そこにこのビルに入っている事務所の一覧があるよ」
と言ったら
「あった!」と撮影(笑)。
事務所に行きたかったみたいだけど、
セキュリティカードもないし
行けたところでヒカキンいるかわからないし、、
でも、事務所があるのを確認出来て満足だったよう043.gif
こちらではスターウォーズ展やNARUTO展がやっており
時期的に運動会の代休なのかな?
小学生がNARUTO展にけっこう来てました。
マナの同級生もNARUTO展行ったらしい。
f0189246_6443646.jpg

「ZARA見たい」
というのでブラッと入って
「どの帽子が似合う?」
と帽子をかぶってみたり、
一時期は一年中、
シャカシャカした素材のサッカーウエアしか着ていなかったけど
最近ちょっとオサレ?に目覚めたようです012.gif
990円のTシャツ1枚ゲット。
f0189246_6443640.jpg

その後、COLD STONEへ。
こういう日は、カロリーの事とか考えてはいけない。
マナはチョコ、私はバナナアイスベース。
美味しかった〜053.gif
f0189246_6443768.jpg

マグリット展、
自分が行きたかったのはもちろんなのだけど
神田へ越してからマナが幼稚園年長から小学4年まで通ったアトリエで
「一番好きな絵を選ぼう!」
という時間があり、
沢山ある絵の中からマナが選んだのがマグリットだったのもあって
マナに本物を見せたかった、というのも。
アトリエで絵を選んだ時は幼稚園だったのだけど
先生も
「マナらしいチョイス!」
とおっしゃっていて。
まあ、本人がどれだけその事を覚えているかは?
ですし、
誘って嫌だと言うかな?と思ったけど
意外とすんなり付き合ってくれて
(ヒカキン事務所があったおかげかも・・?!)
絵を観ている間も
「この絵好き」とか
「この絵不思議」とか
色々興味を持って。
一応、最初チケット買う時に
「ルーブル美術館展も観る?」
と聞いたのだけどルーブルはいい、と言うので。
まあ空腹バロメーターを考えると
マグリット展が限度だったでしょう。
「あとさー、マグリットの絵じゃないけど、
ジャングルみたいなところで笛を吹いている人がいて
動物もいる絵も好き」
それはルソーの“夢”だね〜。
母さんは昨年夏にNYへ行きMoMAで本物を観たけど
帰国して『楽園のカンヴァス』を読んだら
もう一度“夢”を観たくなった。
MoMAも見せてあげたいなぁ、、
「でも、
マナはこの前箱根の彫刻の森美術館も行って来たし
今日は新国立美術館だし、よかったね」
と言ったら
「ま、オレはサグラダファミリア観ちゃったから
サグラダに比べると」
となんかやな感じ〜〜021.gif
「スネ夫みたい」
と言ったら笑ってましたが。
帰り道、
「たまにはこんな日もいいね」
と。
そうだね、週末サッカー始まる前は
皇居のパレスサイクリングへ行ったりしたりしてたけど
最近は砂埃にまみれつつのサッカー場ばかりで
その時はゆっくり会話する、なんて事はないし、
家でも毎日バタバタだし、、
久々にゆっくりいいものを観て
美味しいものを食べて
色々と会話して
なにげない一言の中に、
とても成長を感じたりしました。

あともうちょっとしたら、
母さんとなんか出かけなくなって
ガールフレンドと出かけるようになるのだろう、
ちょっとさみしい気持ちも正直あるけれど
そうなってくれないと困るし045.gif
でも、あともうちょっとまでは
たまにはこんな時間、持てたらいいね。
あとから、太陽が眩しくて新緑がキラキラして
なにげない会話に笑った
こんな一日をとても懐かしく思う日が来るのでしょう。
楽しくて、美しい一日でした056.gif
[PR]
by konamanamama | 2015-06-03 06:42 | Comments(0)

マグリット展*その1

f0189246_615318.jpg

マナが学校で箱根移動教室へ行き、
その代休でお休み。
私もたまにはマナとお休み合わせよう、
とその日の午後に個人面談以外はフリー!なので
マナを誘って新国立美術館で開催されているマグリット展へ。
f0189246_6153240.jpg

お天気も最高!
f0189246_6153331.jpg

サッカーや片付け以外のお休み、
嬉しい053.gif
f0189246_6153867.jpg

同じ新国立でルーブル美術館展がこの日までで
平日なのにけっこうな賑わいでした。
新国立美術館、マナは初めて?
と思っていたけど
「来たことある!」
って言ってました。
窓の外に新緑が映えて、、
素晴らしいです。
f0189246_6153878.jpg

入場の時に、
小学生にはこんなパンフレットが配られました016.gif
f0189246_6154026.jpg

最後に、いつ何を?
マナと観に行ったか覚えていないのですが
今回は壁に貼ってある説明書から熱心に読んで、
「この年代は第二次世界大戦の頃だね」
とか、ちょうど社会で歴史を学んでいるのもあって
こちらが驚くようなコメントをするようになって
成長ぶりを感じました。
なんか、彼の気になるポイントは
その絵を誰が所蔵しているか?って事らしく(笑)
「すげー、個人でこの絵を持ってるんだー」
とか、、
あとは小学生男子らしく?
裸の絵の前でニヤニヤ、、
箱根の移動教室でも彫刻の森美術館へ行ったのですが
多分、男子たちは裸像の彫刻の前でニヤニヤしていただろう、
間違いない!と。
そんな裸の絵ニヤニヤ男子を見て
思わず微笑んで(苦笑して?)いる方もいらっしゃいました〜。
が、一緒に絵を観ていても
以前は
「もう飽きた〜〜」的なモード全開で
私もついイラっと来たりしてしまってましたが、
今回は本当に楽しく鑑賞出来ました。
お土産に栞が欲しいと言うので。
可愛い栞。
けど、本を読む、って事だよね・・・?!
[PR]
by konamanamama | 2015-06-03 06:11 | Comments(0)

週末雑感*その2

f0189246_7452358.jpg


内田樹氏の村上春樹本の中の人間的秩序についてもう一つ。
内田氏は
なぜ村上春樹文学には、
朝ご飯を食べたりお掃除をしたりするシーンが頻繁に描かれるのだろう?
と。
その疑問に対する内田氏の分析が興味深いし、面白い。

以下抜粋
だが、こういう仕事をまったく経験しないまま
一生を終える人間は、「何か」に触れ損なったことにはならないのだろうか。
家事は「シジフォス」の苦悩に似ている。
どれほど掃除しても、毎日のようにゴミは溜まってゆく。
洗濯しても洗濯しても洗濯物は増える。
私ひとりの家でさえ、
そこに秩序を維持するためには絶えざる家事行動が必要である。
少しでも怠ると、家の中はたちまちカオスの淵へ接近する。
(略)
人間的世界がカオスの淵に呑み込まれないように、
崖っぷちに立って毎日数センチずつじりじりと押し戻す仕事。
家事には「そういう感じ」がする。
とくに達成感があるわけでもないし、
賃金も払われないし、社会的敬意も向けられない。
けれども、誰かが黙ってこの「雪かき仕事」をしていないと、
人間的秩序は崩落してしまう。
(略)
家事はとても、とても大切な仕事だ。
家事を毎日きちきちとしている人間には
「シジフォス」(@アルベール・カミュ)や
「キャッチャー」(@J・Dサリンジャー)や
「雪かき」(@村上春樹)や
「女性的なるもの」(@エマニュエル・レヴィナス)が
「家事をする人」の人類学的な使命に通じるものだということが
直感的にわかるはずである。
自分でお掃除や洗濯やアイロンかけをしたこともなく、
「そんなこと」をするのは知的労働者にとっては
純粋に時間の無駄なんだから、
金を払って「家事のアウトソーシング」をすればいいじゃないか・・
というようなことを考えている「文学者」や「哲学者」たちは
「お掃除するキャッチャー」の心に去来する
涼しい使命感とはついに無縁である。

う〜〜〜ん、
さすがに頭のいい人の書く文章は違いますね!
サリンジャーくらいならともかく、
聞いたこともないお名前も、、
なんだかカオスとか難しいし、、
な主婦の私でも
なんかエールを送られた気分になりました!
文学者や哲学者でもないのに
「家事のアウトソーシング」もありか?!
って思ってしまっていましたが、
この文章を読み、やはり自分でやろう、やらねば?
まあ、お城みたいな広い家に住んでいるワケでもないし、と。

本を読みつつ、村上春樹氏の本になぜ自分が惹かれるのか
ちょっとわかった気がします、、
本だけでなく、絵とか映画もなぜ好き?と聞かれても
面白いから、好きだから、としかあんまり言えないけど、
でもこうした分析みたいのってたまにはいいな、と思う。
村上春樹氏とこんまりさんが世界に影響を及ぼす日本人に選ばれたのも、
2人ともずっと昔からある、
お掃除であったり片付けであったり洗濯であったり、という
普通の日常生活を大事にする、丁寧にする、
っていう日本の良さ・日本人スピリットみたいのが共通してあるのかな、、
と思ったり。
内田樹氏みたいに頭が良くないから上手く書けないけど、
世界的にそういうものを大事にしよう!みたいな動き?があるのは
素晴らしいんじゃないか、と。
こんまりさんもあちこち海外で講演したりお片付けしたり、
大活躍ですもんね。
大企業の社長さんやそういう方でない方が、
こうして世界に影響を及ぼす日本人に選ばれた、
というのもまた興味深い。

なので、凡人&主婦の私も
涼しい使命感のために、
家事を(ムリのない範囲で)
今後も頑張る、というよりは、
淡々とこなしていきたい、、
淡々と、ってレベルで済むように、
やはり毎日、なんだなあ(ため息)、、
[PR]
by konamanamama | 2015-06-01 07:44 | Comments(0)

週末雑感*その1

f0189246_6174986.jpg

昨日の日曜日は
地元町会婦人会さま主催による神田祭反省会。
和食のコースをいただきながら
ちょびっと(笑)反省、
あとは飲んで食べて、、
私とあと数名のママさまはこども会から参加でしたが、
婦人会の方の神田祭のお話がとても興味深く、
楽しい時間でした。
長年、神田祭を支えて来たのは
やはりこの女性陣なんだな〜、と改めて。
男の人が祭のハレの日に思いっきり活躍して目立つように、
女性陣が陰の力となり支え。
婦人会なくしては、祭は成り立たないでしょう。
婦人会の長の方は
前ブログで紹介した、
婦人会こども会の皆の名前入りポシェットを作って下さった方
なのですが、
昨日のお話を聞いていて
祭当日に段取りの采配、他町会とのやりとり、
とっさに起きた事などの処理、
全てその場その場で最善と思われる判断を下すその力量たるや
ヒラリークリントンも真っ青の官房ぶりではないかと考える、
いやホントに。
それでいて、少しも偉ぶったところがなく、
お忙しいのにあんなステキなポシェットまで作ってくれて、、
優しく、強く、頭も良く、
こんな方が長だから
この町会もこんなに和気あいあいとしているし、
「他の町会にはないここの町会の良さ」
という抑えどころ
(例えば前ブログのレモン水、
あのレモン水は他の町会からもとても美味しい!
と評判なのだそう。手間がかかっているもんね〜!)
そういうものに対する
いい意味でのプライドがあって素晴らしい。
何より、
神田っ子は、神田祭は粋じゃなきゃ!
って一言に思わず拍手!!
シビれた〜〜!惚れました!
男前、って言葉も生易しいほど男前!
日本三大祭の心意気、見せていただきました。

そして二次会の場所・カラオケへと、、
長の方はしかも面白く、
一番最初、先陣切って歌って下さいました、
『鉄腕アトム』。
で、私は鉄腕アトムの歌が谷川俊太郎作詞だと
昨日初めて知りました!
すごい発見だ、、
そして、婦人会の方々の
舟木一夫や二葉百合子の歌を静聴し、、
私もこども会の方々とピンクレディーや
キャンディーズメドレーに
僭越ながら下手くそだけど
十八番の『学園天国』を披露致しました、、
ピンクレディーは、もう
DNAレベルで覚えている自分を発見。
昨日は、ホントに新たな発見?の一日でした。

ところで、このように、町会とか、
そういったものは世田谷時代には全くなく、
6年前に神田へ戻った時には
正直、この町会とか、
めんどくさいものがある場所に来ちゃったな。。
と思ってしまったのでした。

けど最近、心境の変化と言いましょうか、
今年度は
男子が6年生で卒業対策委員会、
そして新年度最初の保護者会の重苦しい空気に耐えきれず
魔が差して引き受けてしまったまさかの2度目のPTA係、
週末サッカーも6年生は何かやるみたいだし、
更に町会、、
もう最近はなかばヤケクソ気味?みたいなところもありますが
でも実際のところ、
『こうなったらどちみちやるなら何事も楽しんでしまおー!』
って境地になって来ました。

冬の間からチビチビと読んでいる内田樹氏の本。
物語本は止まらなくなるけれど、
こういった本はじっくり時間をかけて読むのもまたよし、

以前から内田樹氏は面白い方だな〜と思っていたのですが
この本も面白い!
私は村上春樹好きですが
(ハルキストってほどじゃあないけど)
別に村上春樹が好きでなくても、
この本は面白いと思う。

本の中に
 
世の中には
「誰かがやらなくてはいけないのなら、私がやる」
と考える人と、
「誰かがやらなくてはならないんだから、誰かがやるだろう」
という風に考える二種類の人がいる。
(略)
ときどき、
「あ、オレがやります」
と手を挙げてくれる人がいれば、人間的秩序はそこそこ保たれる。

と書いてあり、
毎朝、通勤途中に会う、
寒い日も暑い日も雨の日も
子どもの通学の安全のために
一年中旗を持ち、横断歩道に立っている
ボランティアのおじさんおばさん、
町会の方々なんかは第一種類の人たちであると考える。
私はまだまだ、、
だけど、それでも子どもがいれば避けては通れない
色々な役目に対して、
だんだんと第二種類→第一種類へと気持ちが移行、
難しい時もあるけど、
なるべく前向きな気持ちで、と心がけて、、

つづく
[PR]
by konamanamama | 2015-06-01 06:16 | Comments(0)