2015年 06月 11日
Advanced Style

久々に、水曜レディースデーに映画鑑賞


今年の冬に、渋谷西武で開催していた写真展、
Advanced Styleへ行っていたく感動して
写真集も購入。
元々はこちらの写真を撮影した
アリ・セス・コーエンさんの個人的なブログ発信だったのが、
今や世界的なムーブメントに。
写真展で映画公開のお知らせチラシをいただいた時から
映画を楽しみにしていましたが、
正直、そんなに期待?はしていなかった
(写真集を見ていた段階でなんとなく内容がわかった気になってました)
けど、とても良かった!
素晴らしかった!



本当に、皆さん
ステキ!可愛い!かっこいい!輝いていました

しかし、映画を観てわかったのですが
このステキな笑顔の裏には
長年の苦労(彼女達にはあまりその言葉がふさわしくないけど)、
や色々なツライ事や、、
色々な人生経験を経てこそ、のこのステキなお姿。
まだまだ、ですが、私もAdvanced Style目指したい。
日本だけでなく、世界的にも
『年をとる』って事はネガティブに捉えがちですが、
でも映画の中での珠玉の言葉の数々
「若く見られるより、魅力的に見られたいわ」
「色々あった時も、仕事に集中して
自分らしく前向きに生きて来たわ。
自分らしく前向きに生きれないのは不幸よ」
「若い頃よりも悩みは減って今が楽しい!」
を聞いて頷きながらホントに元気をもらいました

かねがね、世の中のアンチエイジングブームには
疑問を感じていましたが
若く見える=ステキに見える
って事ではないし、
そりゃーあまりにも老けて見えるのも悲しい、、
かくいう私も白髪が増えて髪の毛は染めてますが
それはアンチエイジングというより、
自分の中では身だしなみ、だと思っています。
だから、
アンチエイジングだからと言って、
お手入れしない、オシャレもしないという
『身なりに構わない』っていうのではなく
年齢を受け入れつつ、
身だしなみやオシャレにも気を使う、、
というよりは、むしろ若い頃よりも
気をつけなくてはいけないと思う。
若い頃は徹夜で仕事、とか朝まで飲んで、とかでも
回復も早かったけど、
今そんな事をしたらものすごいダメージで
一週間は見た目も中身も
疲れがとれなくて大変な事になってしまうし、
やはり年をとると若い頃のような何もしなくても漂っている
清潔感というものはだんだん減って来る
(乱暴な言い方をすればきたなくなって来る)から
もっとちゃんとしないといけない。
前ブログで、内田樹氏の
“もう一度村上春樹にご用心”
という本のお掃除とかについての記述を紹介しましたが、
この本の中で私がもう一つ、感銘を受けたのが
『手持ちの資源でやりくりする』
という文章。
こちらは村上春樹の著
“走ることについて語るときに僕の語ること”
(私は読んだ事がありません)
の中で、どうやら村上春樹氏が自身のライフワークである
マラソンについて語っているところからの引用らしいのですが、
私は歩くの大好きだけど走るのキライなので
マラソンはよくわからないけど、でも
この『手持ちの資源でやりくりする』
って私の中では自分の中での
アンチエイジングブームへの疑問への答え、というか
なんか通じるものがありました。
以下抜粋
『人生は基本的に不公平なものである。
それは間違いのないところだ。
しかしたとえ不公平な場所にあっても、
そこにある種の『公正さ』を希求することは可能であると思う。』
私たちひとりひとりへの資源配分は
(身体的なものも知性的なものも)
基本的には不公平である。
けれども、私たちはその手持ちの資源でやりくりするしかない。
「やりくり上手」であれば、ありあまる資源を蕩尽している人よりも
結果的に質の高い成果を残す可能性がある。
そのことを村上春樹はおそらく「公正さ」という言葉に託し、
彼自身の生き方を通じて、立証しようとしているように
私には思われる。
深い、、
ハリウッド俳優・女優さんは、元々、
『ありあまる資源を蕩尽している』人々であるように思う、
容姿に恵まれ、人も羨む生活をして、、
けど、なぜ??そうなっちゃった??って人が多い。
それはハリウッド俳優・女優さんに限らず、ですが、
可愛くてキレイで、私の大好きだったメグライアン、
ある日Yahoo!で見たら私の知っているメグとは別人のメグが、、
ショック&悲しかった、、
『ありあまる資源を蕩尽している』
からこそ、そこ(美しさ・若さ)への執着も
きっとそうでない人の倍以上は
あったのでしょうね、、
もちろん、経済的にも普通の人に比べたら
『ありあまる資源を蕩尽している』ワケだし。
でも、あんなに美しかったのだから
そのまま年を重ねても、きっと可愛い人だったと思うのに。
Advanced Styleに登場する皆さんは、
内田樹的な言い方をすれば
「やりくり上手」なのだと思う。
アンチエイジングに対して、疑問と言ったけど
違和感も感じている自分、
多分その違和感は『手持ちの資源』に
対する極端な執着であったり、
人工的な手を加えた事による違和感なのではないかな、、
と自分なりに分析。
負け惜しみではないけれど、
自分自身は年をとるのは抵抗がない、
と言うより、仕方ない、って感じですが、、
確かに白髪も増えたし、
老眼も進んで仕事中にも細かい字を見る時には
手相の占い師が使うような虫眼鏡のお世話になったり
疲れがとれにくかったり
腰痛もひどいし物忘れも、、
だけど、ちょっと前の自分より、
気持ち的には若い?気がする。
今年は色々役目も多くて大変だけど
男子が来春には小学校卒業だから、
あと一年の辛抱(希望的観測)だと
腹を括っている部分もあり〜
もちろん、まだもうしばらくは大変だろうけど
少なくとも小学校の時よりはだいぶラクになるんじゃーないか
(希望的観測)、と。
そしたら、ちょっとひと段落!なので
私も、ジワジワと、第二の人生へ向けての準備、
そのためにはまずは元気でなければ、、
元気で、手持ちの資源を出来るだけ
質の高い成果を残せるよう
「やりくり上手」にならないと

あとは、よく使われる言葉ですが
「気の持ちよう」
これはわかってはいても、本当に難しい事ですが
映画を見て、楽しい!幸せ!と思うのは
本当に自分次第、
「気の持ちよう」
なんだな〜〜とつくづく。
レディースデーというのもあり、
映画館は若い方からご年配の方まで
まさにレディースで賑わってました

映画を観て、
ますます元気でステキな女性が増える

って、いいね
